2017/6/20の誰かの暮らし

2017/6/20　火曜日　東京（曇り）28℃-19℃

髪を切りました。なんとも言えない髪型になった。美容院だけは「馴染みの店」みたいなのが苦手で、ホットペッパービューティーで上から順番に予約、的な髪の切り方をしてます。今回の美容師さんは髪を切る最中に一切喋りかけてこなかったところに好感が持てました。

またどこまでが6/20の日記でどこからが6/21の日記か分からなくなっちゃってます。これは一生分からないままかな？

#1

すごくすごく嬉しいしそんなに大切にされてることは幸せだけど。素直にハイと言えないのは何かしらひっかかっていることがあるからなんだろうなって思ったけど。答えは出てた。まだ遊びたいだけだ〜〜〜〜。

大学生で婚約って、素敵ストーリーに聞こえる気もするけど私は私の可能性をまだ信じてる節がある。白馬の王子様はこの人じゃないのかも、もっと素敵な人が私を迎えに来てくれるかも、とか。素敵な王子様って具体的にどんなだよ。そんな男性が自分に恋するとでも思ってんのか。

でもこの人以上がいるとは耳カスほども思えないし、遊んでまた戻ってきたいけどそれはあまりに失礼なんだろうなあ、この人を手放して遊ぶことで何か得られるのかなあとか考えてたら、あっという間に夕ご飯の時間になって、油まみれの餃子を食べる気になれずお茶漬けを流しこんだ。さらさら。

今日の私って何してたんだっけ。こんなに男の人のことで悩むような恋愛小説の主人公みたいな人間だったっけ。妊娠検査薬、使おうと思ってお手洗い入った瞬間に生理きたよ。誰の子かわからないってこんなに怖いのか。良い経験した。

今週も月曜から夜ふかし見たし架空OL日記も見たしもうお風呂はいって寝よう。しいたけ占い当たりすぎて怖いわあ。皆さんもぜひ見てみてね。

#2

道端に適当に咲いてるあじさいがきれい。

#3

たまたま学校帰りに幼馴染の男の子に遊びに誘われ、空いていたので「いいよ」と返した。

幼馴染に「お前はほんとフットワーク軽いよな、呼んだらすぐ来るなぁ」と言われつつ「来て欲しいから呼んだんでしょ？すいませーん、生２つ下さい」と生ビールを注文した。

少し時間が経ったところで、幼馴染の大学の男の子3人が合流した。

紅一点であり、人見知りを発動した。

1人初対面にも関わらず下ネタをガンガン言ってきた。可哀想でも可愛くも思えた。医学部というブランドを持ってると暗示をかけると怖いものがなくなるらしい。よくわからなかった。

そしてなぜか「一瞬持ってて」とリップクリームを渡してきた。

その後お開きになり、電車に乗った瞬間に、何を思ったのか数ヶ月ぶりに元カレに突如「泊めて」と連絡をした。「来れば」の一言。すぐに反対方面の電車に乗り込んだ。

家に着くなり「お風呂に入りたい」と言うと、かったるそうにしながらもお風呂掃除してお湯を張ってくれた。

「まだ俺も入ってないからしただけ」とぶっきら棒にいう彼に愛おしさを感じた。

深夜2:30頃になっても寝れず、二人でベッドの中でくだらない話をした。

知らぬ間に朝になっていた。

メイクをするために化粧ポーチを取り出すと一瞬持ってたはずのリップクリームが入っていた。

捨てるにもいかないので持っておこう。

#4

その男の子はクラスメイトで、わらうと目がぎゅっと細くなるのと指が長いことくらいしかほんとうにしらなかった。浮気相手、というかいわゆるひとばんだけではないセックスフレンドができたのははじめてのことで、遠くに住む長く付き合っている女の子がいて、結婚も考えていて、でもその子はえっちではないんだそうだ。ふとんのなかでくだらない冗談を言うこと、かわいいねって抱きしめられること、そういったすべてが心地よく、かれはおそらく今後わたしのうちに居着いてしまうのかもしれない。今日はその子と一緒に目覚め、その子が一限の宿題をやっているところをはだかで見ることからはじまった。ひみつの関係は悪くなく、学校ですこしだめなことをしている気持ちで少しだけ会話をする。それはとてもエモーショナルで、わたしはこのずるい男の子を好きになってしまうのかもしれない、と思い込みそうになる。簡単に生きているな、と自分で思う。

思えば、好きではない人からずっしりとした好意を受け取ることはまあまああっても、好きな人や好きになれそうな人にとってわたしはいつも二番手で、きちんと愛されることはなかったな、と思い返す。性欲がつよくてちょっとだけわるいことをしてきたからこんな目に合うのかな、まあ楽しいからいいのか、とも思うのだけど、台所でいちゃいちゃするのは恋人であってほしかった。わたしの人生は面白い。地味に生きてきて、ハンサムでえっちな男友達ができるなんて思ってもみなかった。学校生活は楽しく、図工のような実験をして一日が終わる。自己分析の結果が返ってきていて、ほとんどすべてが「普通」だったが特に何も思わなくて、それがちょっと嫌だった。夕陽がきれいである。このあいだ友達が言っていた「飛行機雲がきれいな日の次の日は雨になるんだよ」という言葉をなんとなく思い出す。男の子からラインが届く。恋人との写真をアイコンにしている、やさしくてかわいい男の子。彼の名前は知っていて、言おうとするときちんと言えるんだけれど、からだがそれをなぜか覚えられない。名前で呼んで、と言われるからフルネームでまず思い出して、それから名前を呼んであげる。男の子は嬉しそうにする。この子はいったい誰なんだろう。夜になったらピンポンが鳴る。わたしの男がやってくる。排水溝のふたりぶんの毛をとって彼が来るのを待つのだと思う。

#5

ここ最近、SNS映えといった言葉や女性差別など色んな問題がネットを渦巻いていますね。女性差別に対するツイートがバズったら男性も辛いんだ〜、とか、いいね！、モテ(かなりくだらないと思ってる言葉です。)とか云々。インターネットのお陰で問題が浮き彫りになっていいことだなと思うと同時に、この国の特性から、議論しても良い方向に進むのかと不安になったりもする(この混沌とした時期を乗り越えて良くなって欲しい)。自分は男性で、女性差別的な発言やニュースを見ると申し訳なく感じてしまいます。それはこの男性優位社会で育った自分が差別的な思考を頭の片隅にでも持ってしまっているかもしれないと感じるから。自分はフェミニストではないけれど、女性は明らかに抑圧されている社会だと思う。それは「男性だって辛いんだ」なんて言い訳はできないほど。性別関係なく人間として尊重し合う社会になって欲しい(男女平等のイメージが強い北欧でも女性差別に対するデモが起きているみたいだから日本はいつになることやら)。とりあえず同じ仕事に対する給料は同じにして欲しい。

暇だったのでこんなこと考えてた。日記面白いです。細々とでも続けて欲しいです。コメントはなしでもいいんじゃないか思います。本当の日記なんだし。

#6

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の映画版を観て佐津川愛美にボコボコにされた。欠落してない家族ってあるんですかね。

#7

散歩してたら住宅街に入った。住宅街に入ると何故か言語化できない感情、強いて言うなら苦しみに近い感情がいつも生まれる。生活ってつらい。

#8

今日こそ引きこもらないぞ！と思って12時少し前に学校に向かった。駅からはタクシーに乗った。えらいぞ自分。と言い聞かせていないと帰りたくなる。

実家にいると大変なことも多いけどなんだかんだ自分の部屋は安全地帯なんだなと思う。

予定まで一時間半空いたからスタバを買って一人カラオケという贅沢をした。自分の声だけは自分の中で許せるポイント。

慣れない人たちとビアガーデンに行ったから案の定、いや予想以上にお酒にやられた。別に沢山飲む雰囲気じゃなかったのに強がって馬鹿みたい。強がって、でもこっそりトイレに行ったりして無事別れてからが辛かった。久しぶりにこんなになったー。自分で対処できるようになるのはいいけど、それより早く許容量を覚えるべき。でも人によるんだよなー。あと安いお酒は大体こうなる。わかってるのになー。別に美味しくもなかったし。

*1:千鳥のノブが「お前と結婚したいけどまだ遊びたいから一回別れてもう一回付き合おう」っていまの奥さん（？）に言ってマジギレされた話、知ってますか？　あれを思い出しました。架空OL日記、最終回まだ見てないや。

*2:あじさい側は適当に咲いてるわけじゃないと思うのですけれど、「なんでわざわざそこに咲くのかな」という花とか植物は、かわいらしいですよね。

*3:医学部、怖いなあ。ぼく、酒飲むと割とだめなんですけど、起きたら友達の靴を手に履いてたこととかもあります。それとリップクリームの話、同じってことにしていいですか？　人のものを持っていると、返すために会わなければいけませんよね。

*4:フルネームを思い出してから、名前を口にする、というのは、なんだか珍しい気がするんですけれど、どうなんですかね。名前を思い出して、フルネームじゃないんですかね。ぼくはひとの名前とかメールアドレスとかなにかしらのIDを覚えるのが好きなので（すこし気持ち悪い）感覚が異なるんですかね。「排水溝のふたりぶんの毛をとって彼が来るのを待つのだと思う」のところ、太字にしたいくらいすきです。

*5:モテっていう概念、未だによく分かっていないんですけど、ぼくたちが普通に使う「モテる」とはまた別の概念なんですかね。ちょっと分かんない。女子高生とかに聞けば分かりますか？　励ましの言葉、ありがとうございます。嬉しいです。コメント、無しでも良い派とあった方が嬉しい派の方が2:8くらいなんで、ぼくも2:8くらいのペースでコメントしていく所存です。忙しい日は勘弁してください。

*6:本谷さんのやつですよね。お姉ちゃんが勘違い女優、みたいなやつで、インセストとかの話だったっけ。間違ってたらごめんなさい。映画版あったんですね、あれ。誰が何を演じるんだろう。佐津川さんは誰役だろ。後で調べてみます。欠落してない家族？

*7:この間、『生きられたニュータウン』という本を読みました。ニュータウンについて色々考えている本なのですが、（当然全部は理解していないけれど）面白かったです。住宅街、というと色んな住宅街があるから分からないのですけれど。ぼくは家がいっぱい建ってるのを見ると、それぞれの家の中にそれぞれ難しいこととか楽しいことがあって、干渉してたらキリないなあと思ってしまいます。タワーマンション！

*8:学校に行くのにタクシー！　ブルジョワですね。最近お金がないから三駅くらいなら余裕で歩けるな。一人カラオケって行ったことないんですけどやっぱり楽しいんですかね。いつか行きたいな。お酒の許容量だけは会社に入るまでに絶対学んでおかなければいけないなと思っています。いまは勘で飲んでます。たまにだめになる。