2017/6/27の誰かの暮らし

2017/6/27　火曜日　東京（くもり）26℃-20℃

7月から（行きたくない）バイトに週3回行くことになりました。地獄か？　8月に旅行したりするための貯金だと思って、頑張ります。

あと、来年の4月から乗るであろう通勤電車がほんとうに嫌なので、一人暮らしかシェアハウスを考えています。最近、ザ・ノンフィクションという番組でギークハウスというシェアハウスを見て、「シェアハウスってこんなゆるい感じでいいんだ」と安心したこと、ギークハウス発起人のphaさんの『ひきこもらない』を読んだこと、などが重なって、また暮らすことについて色々考えています。新高円寺あたりを考えています。一人暮らし・シェアハウスのこと、全然分からないので、相談乗ってくれるとありがたいです。

#1

誰かの一番になれない自分を、優しすぎる、と勝手に慰める。月は綺麗だ。

#2

会社名で「・」が入るのが多いのってなんでだろう。ちょっと村上春樹的な香りがする。って書いてみたけど村上春樹という概念、散らばりまくってるな。架空の村上春樹みたいなのがもうネット上にあるというか。たとえばこの文明が滅びたとして、後から見た人(？)たちがどこからどこまでを「村上春樹」って認識するのか。気になる。

しかしいつまで私は自分の将来とかいう謎の重圧と対峙しつづけるんだろう。仕事なんて適当に始めてしまえばどうにでもなるって思う自分もいるんだけど、鬱になった先輩で溢れるタイムラインがそりゃまずいよ、って言ってきてる気がする。明日も頑張ろう。

#3

この年になると自分がなし得る史上最年少〇〇がもう無いように思える

あの時あれを続けていればなとか

もしかしたら今頃何か出来てたかもしれないとか

そんなことばっか考えたって無駄なのにどうしても考えてしまう

過去の自分に責任を押し付けたってどこにも行けない

周りの人ばかりがすごく見えてきて自分よりひとまわりもふたまわりも大きく見えて

私はいつだって立ち止まってる

他の人を批判して行き着く先はもう薄々気づいてる

気づけただけでも進歩ではある

だからこれから自分の肥大化した自意識を壊すことに決めた

引っ込み思案な私だけどやれるだけやってみようと思う

#4

降るのか降らないのか、暑いのか暑くないのかわからないここ数週間を、なかなか終わらない就活に嫌気がさし、半ば鬱っぽくなったのでとにかく脱力だななんて思って過ごしていた僕は、この日記を見て、マジでみなさん性交渉(それもパートナーとは別の相手と？)しすぎだなと思った。良い悪いではない……いやどちらかというと、それで関係がうまくいっているならむしろ良いといえるか。ぜひ克明なタッチで、その手の描写をも交えながら、「それ」がどんなであったか教えて欲しいですね。(というかまず恋人でない人とどうやって、しましょうか、ってなるの。)

さて今日は筆記試験のため、朝から元気に後楽園。小さい出版社だった。問題を解いて、休憩時間にはあ疲れたと息つき後ろをむくと、高校時代の(ほとんど話したことのない)クラスメイトがいた。お互い頑張りたいね。試験が終わるとカレーを食べた。なかなか汚いお店で、あまり美味しくなかったけどまあよし。午後は特に予定がなかったからそのまま公園のベンチでだらだらした。人がたくさん。

曇り気味な昼下がりの公園のなか、僕の隣のベンチ傍にあるベビーカーに赤ちゃん……かと思いきやプラスチックの赤ちゃん人形(!?)が顔を覗かせていた。人工的な肌色の艶やかさが、公園に集う親子連れの〈人間らしさ〉と対照的にまったく不気味だった。この恐ろしげな人形を見てしまったおかげで、今度は逆に元気溌剌の親子連れが不気味に見えてくる。まさかすべてが機械仕掛け？そんな具合だから、僕がいるベンチから空を見上げると目に入る、テーマパークのジェットコースターの急落下するさまもなにか恐ろしいものに思えてくるし、反対側にある中央大学の、乾いた色の看板も、(何十年もずっとあるのだろうけれど)この場に全然そぐわないものに感じられた。後楽園のあの公園、不思議だった。

*1:「ナンバーワンにならなくてもいい」「オンリーワンだから」的な言説が跋扈しているおかげで、順位というものをあまり気にして生きてこなかったのですけれど、こと恋愛面に関しては難しいですよね。全然関係ないんですけど、おぎやはぎの小木さんが「幼稚園の運動会でやるかけっこ、娘が一番じゃなきゃ絶対嫌だ」って言ってて矢作さんが笑ってたのを思い出しました。なんでだろ。

*2:内定先に「・」が入っているので、なんとも言えません(笑)。就職活動を通して、ぼくは一定のライン以上で内定をもらったら（周囲の方に評判を聞いてから）そこに即決するというスタンスを保ち続けたので、これもなんとも言えません。やっぱり、まずいんですかね。

*3:藤井四段がすごいですよね。14歳？　でしたっけ。ぼくが14歳の時は部活サボって友達んちでゲームキューブのスマブラやってたな。14歳の時から、何かを研ぎ澄ませることができるのは、すごいです。それこそ15歳くらいまでは自分が特別な人間なのではないかしらん、と思っていたのですが、高校で馬鹿がバレて、自分がつまんない人間だと分かってからは割と気が楽です。

*4:ご指摘頂いている通り、割と色んな方が性交渉について書かれています。匿名ということで、そっちに向かいがちなのかしらと思っています。ベビーカーに赤ちゃんの人形って、典型的な怖いやつですよね？　物事をなにかと対比して見てしまう癖がつくと、ぜんぶうそものくさくなってしまう気持ち、分かります。