2017/7/2の誰かの暮らし
2017/7/2 日曜日 東京（晴れ）
暑いです。これは何回も言ってるんですけど、日本をドームで覆って、ずっと冷房付けませんか？ 人工の太陽を作りましょう。
#1
7月2日(日)
いま、自家製タマゴパンをたべながらお酒のんでこれ書いてます。
彼氏ほしいと思いつつ、いたら面倒だしと思いつつ、ぐるぐるぐるぐる。
#2
7月1日の誰かの暮らし、の、4の人に共感しすぎた。
(ずっと、彼氏とのちょうど良い距離感を探している、ってところ。LINEの頻度や優先度、彼のことを考える回数。)
こういうこと、みんなきっと考えてるはずなのにあんまりそれを言葉にださないと思う。
女子会でも、連絡の頻度とか会う頻度の話はするけどそれをどう意識しているか、は誰も話さない。なんでだろう、、？？？
付き合い始めの頃にらぶらぶにゃんにゃんしすぎて彼氏の優先度を上げすぎるとろくなことがない。
だから本当はだいすきなのに、敢えて優先順位をさげる。
だいすきになりすぎないように、敢えて浮気する。ほんとはよくある話だよね？？？？(わたしのことです)
#3
暮らしをしていない、みたいな日記を読んで、私は暮らしというか生活をし過ぎていると思った。暮らしみたいな綺麗な言葉でなく、家に縛られているというか。毎日毎日掃除をして、洗濯のペースを考え、ゴミを捨て、冷蔵庫の中身を一定に保ち、生活消費財の減りを頭に入れておいて随時補給する。その合間に学校に行き、バイトをし、人と遊ぶ。書いてみるとごくごく当たり前のことしかしていないし、家事をもっとちゃんとやるべきだっていう焦りみたいなのも常にある。例えば実家にいて家事をしなくてよかったら、もっとのひのびして充実した友達いっぱいの学生生活だったかも、とかそんなわけないのにたまに考える。
#4
昼頃起きて、近所のショッピングモールのなかのベンチでゼミの課題本をちょっと読んだ。『バートルビー』(メルヴィル)と、ドゥルーズのバートルビー論。決まり文句、”I would prefer not to”【できればせずにすませたいのですが】が、僕の今の心境をパシっと捉えているような気がして、面白かった。
ところで、小沢健二「天使たちのシーン」には「あてもない手紙 書き続けてる彼女を 守るように 僕はこっそりと祈る」というフレーズがあるのだけど、この「Ku・Ra・Shi」に載っている日記は、つくづく手紙に近いものだと思う。名前を伏せても、ほんとうに誰にも見せたくないのであれば、そもそも投稿などしない。けれど、この場にはたくさんの日記が投稿されている。ということは、ここの日記はある意味、匿名の手紙的な日記だと考えられる。
わたなべくん以外、誰に読まれるか分からぬ日記を投稿するという行為。ひとつの場所に集められたあてのない手紙=日記たち。それらをこっそりと祈る、目に見えぬ読者たち。素敵じゃないですか。
*1:氷結のCM、かっこいいですよね。志村けんが三味線弾いてるやつとか。スカパラはあんま知らないんですけど、caravanとか、チバがボーカルのやつとか、好きです。カナリヤ鳴く夜？ みたいな。
*2:好きなものの優先順位を下げるのって、楽しみだから後に取っとこうパターン以外にないと思ってたんですけど、好きになりすぎないように優先順位を下げることもあるんですね。ふしぎ。Lineでのやりとりに毎日、とかノルマ課したり、週に何回は会わなきゃ、みたいな恋愛をしている人がまだ周りに居るので、驚きです。めんどくさくなんないのかな。
*3:ぼくは実家暮らしですけど、全然大したことしてないです。そもそも暮らしをしていないとか、生活をしすぎている、とか、そういうのはSNSを見て他人のキラキラしているように見せている生活と自分の家の中でゴロゴロしている生活を比較するから生まれるんだと思うんですよね。当たり前でいいんじゃないですかね。ぼく今日まだ一言も発してないです。
*4:メルヴィルは高校生の時に『白鯨』を読もうとして、長すぎたし、ちょうど古川日出男にハマった時期だったので、挫折しました。もう一回読んでみようかな。何も覚えてないな。この日記には小沢健二が好きなひとが一定層居るみたいです。宛先のない郵便物を盗み見る郵便屋さんの気持ちです。犯罪かな。
